引き出物の縁起物は、
何を選べばいいか
引き出物の縁起物は、かつお節・昆布・紅白の餅や菓子・鯛をかたどった品が定番で、金額は500〜1,000円ほどがひとつの目安とされています。 選ぶときに見るのは、軽くて日持ちすること・ひとり暮らしでも使い切れる量であること・引菓子と重ならないことの3つです。 植物を記念品にする場合も、縁起物は省かず、小さな定番を1点添えて3点に整えると収まりがよくなります。

縁起物の定番と、込められた意味
縁起物は、記念品・引菓子と並ぶ引き出物の3点のひとつで、おめでたい意味を込めた小さな品を指します。 金額は500〜1,000円ほどがひとつの目安とされ、3点のなかでいちばん控えめな位置づけです。 よく選ばれる品と、その意味は次のとおりです。
- かつお節:「勝男武士」の字をあてられることから縁起がよいとされ、常温で日持ちもします。もっとも定番の縁起物です。
- 昆布:「よろこぶ」に通じるとして、結納の品にも使われてきました。
- 紅白の餅・菓子・お赤飯:紅白そのものがお祝いの色で、地域によってはこれが縁起物の中心になります。
- 鯛をかたどった砂糖や最中:「めでたい」にかけた品で、見た目にも祝いの席らしさが出ます。
バウムクーヘンは年輪を重ねる意味で選ばれることが多いものの、扱いとしては縁起物ではなく引菓子に入るのが一般的です。 3点の役割分担そのものは引き出物の品数は3点でないといけない?に、3点の金額の割り振りは少人数婚・家族婚の引き出物、相場と選び方に書いています。
縁起物を選ぶときの3つの基準
意味のある品はたくさんありますが、選ぶときに見るのは3つで足ります。
一つめは、軽くて、常温で日持ちすることです。 縁起物は記念品と引菓子のあとに袋へ入る品なので、ここで重さが増えると、帰り道の負担がそのまま増えます。 瓶入りの調味料や冷蔵が必要な品より、かつお節の小袋や乾物のように軽く、数週間から数か月もつものが向いています。 袋全体の重さの考え方は引き出物の「重い・かさばる」を避けるには?で整理しました。
二つめは、ひとり暮らしでも使い切れる量であることです。 家族の多い親族には喜ばれる大袋も、ひとりで暮らす友人には使い切れないことがあります。 縁起物はゲスト全員に同じ品を渡すことが多いため、少量の小分けパックを選んでおくと、相手の暮らし方を選びません。
三つめは、引菓子と重ならないことです。 引菓子が焼き菓子なら、縁起物まで甘いお菓子にすると似た品が2つ並びます。 お菓子とお菓子ではなく、お菓子と乾物、のように種類を分けると、3点それぞれに役割が見えます。 あわせて、包装の色を記念品と揃えておくと、袋を開けたときの印象がまとまります。
植物を記念品にするとき、縁起物はどう組むか
成長していく植物は、それ自体に「これから育っていく」という意味を持たせやすい品です。 植物と縁起の考え方は植物の引き出物、のしと縁起のことで書きましたが、植物を選んだ場合でも、縁起物を省く必要はありません。 植物を記念品の1点として扱い、引菓子と小さな縁起物を添えて3点にする組み方が、いちばん無理なく収まります。 植物そのものが緑の品なので、縁起物は紅白の包みや白い小袋のかつお節など、色数の少ないものを合わせると並びが落ち着きます。
ここからはUn Giftの仕様として書きます。 Un Giftは結婚式の引き出物に、土を使わない水耕仕立ての観葉植物を届けています。 土を使わないので軽く、引菓子と縁起物と同じ袋に入れても、重さがほとんど増えません。 袋のラベルには品種名と並べて挙式日とおふたりのお名前を記します。 6個から注文でき、価格はおひとり3,650円(税込)。ご注文はお式の2週間前まで。お届け後30日間は、植物のケア情報をLINEでお届けします。
縁起物は、袋のなかでいちばん小さな品。軽く、使い切れて、ほかの2点と重ならないものを。
おしゃれ・カタログギフト以外・植物・家族婚・のしといった論点をまとめて見たい場合は、 引き出物の選び方に一覧があります。
よくある質問
Q. 引き出物の縁起物には何を選べばいいですか?
A. かつお節・昆布・紅白の餅や菓子・鯛をかたどった砂糖や最中などが定番とされています。金額は500〜1,000円ほどがひとつの目安です。迷ったら、常温で日持ちし、ひとり暮らしでも使い切れる量の品を選ぶと失敗しにくくなります。
Q. 引き出物の縁起物は必ず用意しないといけませんか?
A. 決まりではありません。記念品・引菓子・縁起物の3点は関東を中心とした定番の形で、地域や式の規模によっては2点で揃えることもあります。品数を奇数にしたい場合や、両家の親が気にする場合に、数百円の縁起物を1点足して3点に整える、という使い方が多いとされます。
Q. 引き出物の縁起物で避けたほうがいい品はありますか?
A. 刃物のように「切れる」、陶器やガラスのように「割れる」を連想させる品は、慶事では避ける考え方があります。縁起物は持ち帰る袋の中でいちばん小さな品になるため、冷蔵が必要なものや重い瓶入りのものも避けると、ゲストの負担になりません。
文・Un Gift 編集部(ラマシア株式会社)