人と被らない引き出物は、
どこまで外すか
人と被らない引き出物を探すとき、外していいのは「ジャンル」までです。 大きさ、重さ、何に使うものかの分かりやすさは、定番の引き出物と同じ水準に揃えておきます。 全部を変える必要もありません。3点で組むなら記念品の1点だけを差し替え、引菓子と縁起物は定番のままにする。 この線引きなら、おしゃれでも受け取った人を困らせません。

なぜ「どこまで外すか」を先に決めるのか
人と被らないものを探し始めると、いつのまにか珍しさの比べ合いになりがちです。 珍しい品物は、会場では目を引きます。 けれど家に帰ってから「これは何に使うのか」「どこに置けばいいのか」と迷わせてしまうと、印象は逆に振れます。
外しすぎたときの困りごとは、選んだふたりではなく、受け取ったゲストの側にだけ残ります。 だから品物を見て回る前に、外していい項目と、外さない項目を分けておく。 順番をそう決めておくだけで、候補が増えすぎて迷う時間も減ります。
外していいもの、外さないほうがいいもの
外していいのは、ジャンルです。 食器・タオル・お米・カタログギフトは多くの式で候補に挙がるため、同じ年に何度も式に出る人ほど重なりやすくなります。 ここを育つもの、使い切るもの、体験に近いものへずらすと、それだけで「初めてもらった」と感じてもらえます。 色や素材のトーン、ブランドの知名度も、外してかまわない部分です。
反対に、外さないほうがいいのは次の4つです。 手提げに収まる大きさと重さ。説明がなくても、あるいは紙1枚で分かる用途。 冷蔵や組み立てが要らない保管の手軽さ。そして、相場から大きくずらさない金額。 ジャンルは変えても、この4つが定番と同じ水準なら、ゲストは戸惑いません。 重さと大きさを軽くまとめる具体的な方法は引き出物の「重い・かさばる」を避ける選び方にまとめました。 おしゃれと言われるものに共通する条件はセンスのいい引き出物の共通点にもまとめています。
全部を変えず、記念品の1点だけ差し替える
引き出物は、記念品・引菓子・縁起物の3点で組むのが一般的とされています。 人と被らなさを出すのは、このうち記念品の1点だけで足ります。 引菓子は日持ちが、縁起物は意味の分かりやすさが求められるので、定番のほうが安心して受け取ってもらえます。
ゲストによって外し具合を変える方法もあります。 年配のご親族には選ぶ楽しみのあるカタログギフトを残し、ご友人には差し替えた記念品を、という贈り分けです。 全員に同じ珍しさを求めなくていい。 消えものと残るもののどちらに寄せるかは引き出物は消えものと残るもの、どちらを選ぶべきか、 候補の洗い出しはカタログギフト以外の引き出物アイデアで整理しています。
植物は、どこまで外れているのか
Un Giftは結婚式の引き出物に観葉植物を届けているので、ここは自分たちの一次情報として書きます。 ジャンルで見れば、植物は食器・タオル・お米とは重なりません。外しているのはそこまでです。
外さない側の4つは、定番に揃えるように作っています。 土を使わない水耕(ハイドロポニックス)仕立てなので軽く、横にしても土がこぼれにくい。手提げに収まる大きさです。 育て方は水位を見てお水を足すだけで、お届け後30日間、ゲスト様へ植物のケア情報をLINEでお届けしています。 ラベルには品種名・お式の日付・おふたりのお名前・式場名を控えめに入れるところまで。 当日の持ち帰りが難しい場合は、ゲストのご自宅への後日配送も選べます。 価格はおひとり3,650円(税込)、6個からです。 持ち帰りや日持ちの心配は植物の引き出物、持ち帰り・日持ちの不安に答えるに詳しく書きました。
被らないことより、困らせないこと。その順番を守れば、珍しさはあとからついてくる。
おしゃれ・カタログギフト以外・植物・家族婚といった論点をまとめて見たい場合は、 引き出物の選び方に一覧があります。
よくある質問
Q. 人と被らない引き出物にするには、どうすればいいですか?
A. ジャンルだけを変え、大きさ・重さ・用途の分かりやすさは定番の引き出物に揃えるのが確実です。食器・タオル・お米・カタログギフトは多くの式で選ばれるため重なりやすく、植物のように育つものはまだ重なりにくい領域です。3点構成なら、記念品の1点を差し替えるだけで十分に変わります。
Q. 珍しい引き出物は、ゲストの迷惑になりませんか?
A. 迷惑になりやすいのは珍しさそのものより、持ち帰りにくい大きさや、何に使うのか分からないことです。手提げに収まり、説明が紙1枚で済むものなら、珍しくても受け取った側は困りません。冷蔵が必要なものや組み立てが要るものは避けたほうが無難とされています。
Q. 引き出物を全部おしゃれなものにしてもいいですか?
A. 全部を変える必要はありません。引菓子と縁起物は日持ちや縁起の意味が求められるため定番に残し、記念品の1点だけを差し替える組み立て方が選ばれています。年配のご親族にはカタログギフトを残すなど、贈り分けで調整する方法もあります。
文・Un Gift 編集部(ラマシア株式会社)