引き出物を1点だけ
「記憶に残るもの」にする組み方

記憶に残る引き出物は、1点あれば足ります。 替えるのは3点のうち記念品の枠だけで、引菓子と縁起物は定番のままにしておく。 カタログギフトを残したいなら、それを主軸に小さな1点を添える形でも成り立ちます。 その1点を選ぶ基準は、受け取ったあとに話題や手を動かす時間が生まれるかどうかです。

披露宴のテーブルに置かれた、透明なパックに入ったUn Giftの観葉植物の引き出物

なぜ1点で足りるのか

引き出物を受け取ったゲストが、あとから思い出すのはたいてい1つです。 引菓子は数日で食べ終わり、縁起物は小さく、袋のなかで印象を決めるのは記念品の枠になります。 3点すべてを凝ったものにしても、記憶に残る量はそれほど増えません。 増えるのは、荷物の重さと、品物どうしの好みのぶつかりです。

だから「どれを特別にするか」を先に1つ決め、残りは定番に寄せます。 定番を残しておくと、年配のご親族から見ても引き出物らしい形が保たれ、 金額の見え方も崩れません。全点を外す難しさは 人と被らない引き出物は、どこまで外すかで書いたとおりで、 外すのは1点に絞るほうが失敗しにくいとされています。

替えるのは、記念品の枠だけ

引き出物はメイン(記念品)+引菓子+縁起物の3点が基本の形とされています。 このうち替える候補は記念品の枠です。引菓子と縁起物は役割がはっきりしているので、 ここを動かすと「何の品か分からない」袋になりやすい。 記念品の枠だけを記憶に残る1点に替え、ほかの2点は定番のまま組みます。

カタログギフトを手放したくない場合は、組み方を逆にします。 カタログギフトを主軸に据え、そこへ1,000〜3,000円ほどの小さな1点を添える形です。 選ぶ自由はカタログに、記憶は添えた1点に、と役割を分けると、どちらの良さも残ります。 総額はご祝儀の1.5〜2割前後がひとつの目安とされているので、 添える1点を足しても収まるかは引き出物の相場はご祝儀の何割?で確かめてください。

全員に同じ1点を渡す必要もありません。ご親族には定番の3点、ご友人には記憶に残る1点を入れた3点、 という贈り分けも選ばれています(何区分まで分けるかは引き出物の贈り分けはどこまで細かくする?に線を引きました)。消えものと残るもののどちらを記念品の枠に置くかで迷うなら、 消えものと残るもの、どちらを選ぶべきかが判断の順番になります。

記憶に残る1点の選び方

記憶に残るものと、扱いに困るものの差は小さくありません。 名前や写真が大きく入っていると、使いにくく、捨てにくい。 置き場所を選ぶ大きさや色だと、押し入れに入ります。 記念性はラベルや台紙に控えめに留め、どの部屋にも置けるものを選ぶのが前提です。

そのうえで差がつくのは、受け取ったあとに続きがあるかです。 家族と分けて話題になる品物、使うたびに式を思い出す道具、そして世話をする時間が生まれる植物。 一度で終わらないものほど、名前を出さなくても記憶に残ります。

Un Giftは結婚式の引き出物に観葉植物を届けているので、ここは自分たちの仕様として書きます。 土を使わない水耕(ハイドロポニックス)仕立てなので軽く、横にしても土がこぼれにくく、手提げに収まる大きさです。 ラベルには品種名・お式の日付・おふたりのお名前・式場名を控えめに刻みます。 価格はおひとり3,650円(税込)、6個から。お届け後30日間 ゲスト様へ植物のケア情報をLINEでお届けしているので、 育てたことがない方にも記念品の枠として渡せます。

全部を特別にしなくていい。1つだけ、受け取ったあとに続きがあるものを。

カタログギフト以外の候補の全体像はカタログギフト以外の引き出物アイデアに、 おしゃれ・植物・家族婚といった論点のまとめは引き出物の選び方にあります。

よくある質問

Q. 記憶に残る引き出物にするには、どうすればいいですか?
A. 3点すべてを特別なものにする必要はなく、記念品の枠1点だけを替えれば足ります。引菓子と縁起物は定番のままにしておくと、持ち帰りの負担も金額の見え方も崩れません。選ぶ基準は、受け取ったあとに話題になったり手を動かしたりする時間が生まれるかどうかです。

Q. カタログギフトに1品追加するのは変ですか?
A. 変ではなく、カタログギフトを主軸に据えたまま小さな1点を添える組み方も選ばれています。添える1点は1,000〜3,000円ほどの軽いものにし、総額をご祝儀の1.5〜2割前後の目安に収めるのがひとつの考え方です。カタログと添える1点の役割を分け、選ぶ自由と記憶をそれぞれに持たせます。

Q. 引き出物で記憶に残る1点には、何を選べばいいですか?
A. 名前や写真が大きく入っておらず、どの部屋にも置けて、受け取ったあとに続きがあるものが向いています。食べ終わっても話題になる品物や、育てる植物がその例です。Un Giftの観葉植物は水耕仕立てで手提げに収まり、おひとり3,650円(税込)、6個からお届けしています。

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引き出物の選び方(おしゃれ・カタログギフト以外・植物・家族婚)

文・Un Gift 編集部(ラマシア株式会社)