プチギフトと引き出物、
植物はどちらに向くか
植物は、引き出物の記念品の枠に向きます。プチギフトには向きにくい。 理由は3つで、プチギフトの相場では育ち続ける仕立てにならないこと、人数分になって夫婦で2鉢になること、お見送りの手渡しで帰り道ずっと手に持つことになることです。 植物を渡したいなら、世帯ごとに1つで数える引き出物に置き、プチギフトは植物と重ねない小さな消えものにするのが、ゲストにいちばん負担のない組み方です。

プチギフトと引き出物は、何が違うのか
違いは、渡す場面と数え方です。 プチギフトは、お開きのあとのお見送りで、新郎新婦がゲストひとりひとりに手渡しする小さな品。 人数分を用意し、相場は300〜500円前後がひとつの目安とされています。 袋に入れず、そのまま手に持って帰る前提のものです。
引き出物は、席に置くか引き出物袋にまとめて渡すもので、夫婦や家族で来るゲストには世帯ごとに1つ。 記念品・引菓子・縁起物の3点が定番で、記念品だけでも数千円の幅があります。 同じ「ゲストに渡すもの」でも、プチギフトは人数分の小さな一言、引き出物は世帯への正式な贈り物と考えると、植物がどちらに収まるかは見えやすくなります。 3点の組み方そのものは、引き出物の品数は3点でないといけない?に書いています。
植物がプチギフトに向きにくい3つの理由
1. 相場と作りが合わない。 300〜500円で用意できる植物は、小さなポット苗や挿し芽が中心になります。 受け取ったあとに植え替える器も、育て方の案内も付かないことが多く、 育てたことのないゲストほど枯らしやすい形で手元に残ります。 式の記憶が「もらった植物が枯れた」で終わるのは、新郎新婦にもゲストにも惜しいことです。
2. 人数分になる。 プチギフトはひとり1つなので、夫婦で来たゲストは2鉢、家族4人なら4鉢を同じ家に持ち帰ります。 お菓子なら分けて食べられますが、植物は置き場所がそのまま重なります。 引き出物のように世帯で1つなら、この重なりは起きません。
3. 受け取り方が手渡し。 プチギフトはお見送りの列で受け取り、引き出物袋はすでに手に持っています。 そこへ鉢が加わると、二次会や帰りの電車まで片手がふさがったままになり、土の鉢なら傾けてこぼす心配もついてきます。 植物の引き出物で持ち帰り・日持ちの不安をどう解くかを考えてきた立場からは、 植物を袋の外で手渡しする形は、いちばん不安の残る渡し方です。
植物を渡すなら、引き出物の記念品の枠に置く
Un Giftは結婚式の引き出物に観葉植物を届けているので、ここは自分たちの仕様として書きます。 Un Giftは引き出物の記念品として設計していて、土を使わない水耕(ハイドロポニックス)仕立てで、 軽く、横にしても土がこぼれにくい形で引き出物袋に収まります。 価格はおひとり3,650円(税込)、6個から。世帯ごとに1つで数えられ、当日の持ち帰りが難しいゲストにはご自宅への後日配送も選べます。 お届け後30日間はゲスト様へ植物のケア情報をLINEでお届けするので、育てたことのない方に渡ることを前提にできます。
つまり、植物を「人数分の小さな一言」としてではなく、「世帯への1点の記念品」として渡す。 プチギフトはその隣で、焼き菓子やドリップコーヒーのように袋に入れずに持ち帰れる小さな消えものにしておくと、 帰り道の手がふさがりません。 テーマを揃えたいなら、花の種やハーブティーのように植物にゆかりのある消えものにする方法もあります。
ひとつ例外があるのは、ゲストが6人、10人といった少人数の式で「全員に小さな植物を手渡ししたい」と考える場合です。 これはプチギフトを植物にするのではなく、記念品を世帯ではなく人数分にする、と考えると整います。 数え方は6人・10人の少人数婚、引き出物はどう用意する?に、 多肉植物の小さな鉢で揃えたい場合に気をつけることは引き出物に多肉植物とハイドロカルチャー、どちらが向く?にまとめています。
植物は、人数分の一言ではなく、世帯への一点に。
おしゃれ・カタログギフト以外・植物・家族婚といった論点をまとめて見たい場合は、 引き出物の選び方に一覧があります。
よくある質問
Q. プチギフトに観葉植物を渡すのはありですか?
A. 向きにくいとされています。プチギフトは300〜500円前後がひとつの目安で、この価格では育ち続ける器と仕立てを備えた植物にならず、小さな苗を人数分、お見送りの列で手渡しする形になります。植物を渡したいなら、世帯ごとに1つで数える引き出物の記念品の枠に置くほうが、受け取るゲストの負担が少なくなります。
Q. プチギフトと引き出物の違いは何ですか?
A. 渡す場面と数え方が違います。プチギフトはお開きのあとのお見送りで新郎新婦がひとりずつ手渡しするもので、人数分を用意し、300〜500円前後が目安とされています。引き出物は席や引き出物袋で渡すもので、夫婦や家族は世帯ごとに1つで数え、記念品・引菓子・縁起物の3点が定番です。
Q. 引き出物に植物を選んだ場合、プチギフトは何にすればいいですか?
A. 植物とは重ねず、焼き菓子やドリップコーヒーなど、袋に入れずに持ち帰れる小さな消えものが選ばれています。テーマを揃えたいなら、花の種やハーブティーのように植物にゆかりのある消えものにする方法があります。Un Giftは引き出物の記念品として設計しているので、プチギフトは別に用意する形になります。
文・Un Gift 編集部(ラマシア株式会社)